プロローグ、そして南へ・・・
「旅に出ようか・・・」そんなことを漠然と思ったのは昨年の落ち葉舞う11月だった。まずい・・・いつもの悪い放浪癖が出てしまったようだ・・・行くと行ってもどこに・・・北海道？？九州？？そうだ・・・沖縄にしよう・・・でも、本島は行ったことがあるし・・・そっか行ったこたがない島に行けばいいんだ・・・そんな感じで行き先が決まった。行くとしても短期では行けないし行きたくはない。ほな会社辞めるべ！！来年の夏にボーナスもらって辞めて南の島にバカンス旅だ！！バッチリ！！案外簡単に決まった。それから8ヶ月間、それだけ考えて仕事した。その間に派遣先が変わるなどバタバタした時もあったが気がつくともう季節は夏だった。 5月には東京から沖縄県の那覇市行きフェリーも取ったりとしてちゃくちゃくと準備した。辞めるまでは色々と準備やらでバタバタしたが会社を辞めて2日後に出発できることができた。ちなみに出発した時はまだ会社に在籍中ということになっていた・・・でへ！！

	さてさて相棒なのだがスポーツスターでもいいなぁと思ったが石垣島などの八重山諸島にはハーレーを治せる店はなくしかも、少し車体も大きいかなと考えてた。そんなことを考えてたらＨＯＮＤＡから[ＸＲ100モタード]が出るという「これだ！！これで沖縄に行こう！！」ほとんど一目ぼれだった。 2月に注文して3月に納車でした。載ってみて以外に大柄で荷物もなんとかなりそうと思ったのが第一印象でした。

東京から出てる沖縄行きのフェリー会社は2つあってマルエーフェリー（旧大島運輸）と有村産業である。東京からだけではなく大阪や名古屋からも出てるみたいだ。俺は大島運輸で行くことにした。たいした意味もなかった。後で聞いた話だが有村産業の「飛龍」は台湾も行くクルーズ船だからホテル並に豪勢らしい。値段も変わらないしライダーパックとかあってむしろ安かったりする。そんなことはいざ知らず・・・・そして、最近の原油価格高騰の余波がここにも・・・重油代として一人あたり500円もプラスして結局東京～那覇間大人片道2等　22000円バイク　12000円重油代　500円計34500円となった。　高いね～

荷物などのパッキングには最後まで悩んだスポーツスターとは違って小さいバイクで長期の旅行なので最低限におさえつつ持って行かなければならないものを持って行く・・・しかも、キャンプもするとなってはかなりの荷物だった。キャンプ道具は本当に最低限に抑え着替えも最小限に抑えた。それでも過積載に近い荷物となった。タンクバッグは磁石でタンクにくっ付けるタイプだったがプラスチックのカウルが邪魔でちゃんとつかない・・・ゴムで固定することに・・・以外な荷物になったのは沖縄までのフェリーの食料だった。フェリーは2泊3日の船旅でいちよ船内にもレストランがあるのだが値段が高いのでカップ麺をいっぱい買っていった。

7月21日、いよいよ自宅を出発。都内の渋滞を荷物満載で通りすぎる。少し恥ずかしい反面「俺は今から旅に出るんだぜ！！」と優越感でいっぱいだった。出航3時間前には到着する。軽くコンビニで昼食を済ませ乗船手続きを済ませる。この大島運輸、バイクを船に乗せるのは自分が運転して行くのではなくなんと、乗務員が運転して載せるという・・・そういう船会社は始めてだったのでびっくり・・・スポーツスターだったら怒ってるなぁと思いつつ乗務員が載せるのを見届ける。しかし思ったよりバイクが多いにびっくりする。その中で沖縄に帰省するというカメラが趣味のＳＲ乗りイヌカイ君と仲良くなる。この沖縄航路には「オリオンビール」が売っている。乗ってすぐ「オリオンビール」を一杯！！めっちゃうまいやんけ～！！この一杯の為に今まで頑張ってきたと思うぐらいめっちゃうまい。オリオンビール飲みながら東京とおさらば・・・超～さいこ～
↑ 右の彼がＳＲのイヌカイ君左の彼は沖縄に仕事探すというマエサト君 ↑ 一番左の方は沖縄へスキューバしに毎月に行ってるという・・真ん中はシャドウ1100に乗る「マッキー」右は那覇の宿で一緒だった彼やはりスキューバするとのこと	次の日もずっと船の中で過ごす。とりあえず、朝から「オリオンビール」を飲むそして、置いてある漫画や雑誌を読みまくりそして寝まくり・・この沖縄航路は鹿児島県志布志港、奄美大島与論と寄って那覇に到着するのだが途中に下りて「奄美上陸！！」とはできないのである。それはかなり残念だったがまぁ～しゃーないということであきらめる。そんなこんなで船の時間は過ぎて行った。船ではスキューバに行く人、俺みたいに旅に行く人バカンスに行く人、帰省する人、移住する人と様々な人がいて、そして語り合った。人の話を聞くのはすごく楽しいし為にもなる。これが旅の醍醐味と感じつつ船の進路は南へ突き進んだ。
そして、3日目の7月23日もウダウダと過ごす。那覇に着くのは夕方なのでそれまで暇でしょうがない。時折、海を見てはオリオンビール飲む・・でも、これが一番の至福かも・・・と思える。	↑ 与論島を船から撮影下りてないですけど・・・
↑ 那覇港	そして、ようやく那覇に到着。フェリーで仲良くして頂いた方と別れて宿に向かう。そしてこれから俺のバカンスが始まろうとしていた。

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プロローグ、そして南へ・・・
「旅に出ようか・・・」そんなことを漠然と思ったのは昨年の落ち葉舞う11月だった。まずい・・・いつもの悪い放浪癖が出てしまったようだ・・・行くと行ってもどこに・・・北海道？？九州？？そうだ・・・沖縄にしよう・・・でも、本島は行ったことがあるし・・・そっか行ったこたがない島に行けばいいんだ・・・そんな感じで行き先が決まった。行くとしても短期では行けないし行きたくはない。ほな会社辞めるべ！！来年の夏にボーナスもらって辞めて南の島にバカンス旅だ！！バッチリ！！案外簡単に決まった。それから8ヶ月間、それだけ考えて仕事した。その間に派遣先が変わるなどバタバタした時もあったが気がつくともう季節は夏だった。 5月には東京から沖縄県の那覇市行きフェリーも取ったりとしてちゃくちゃくと準備した。辞めるまでは色々と準備やらでバタバタしたが会社を辞めて2日後に出発できることができた。ちなみに出発した時はまだ会社に在籍中ということになっていた・・・でへ！！

	さてさて相棒なのだがスポーツスターでもいいなぁと思ったが石垣島などの八重山諸島にはハーレーを治せる店はなくしかも、少し車体も大きいかなと考えてた。そんなことを考えてたらＨＯＮＤＡから[ＸＲ100モタード]が出るという「これだ！！これで沖縄に行こう！！」ほとんど一目ぼれだった。 2月に注文して3月に納車でした。載ってみて以外に大柄で荷物もなんとかなりそうと思ったのが第一印象でした。

東京から出てる沖縄行きのフェリー会社は2つあってマルエーフェリー（旧大島運輸）と有村産業である。東京からだけではなく大阪や名古屋からも出てるみたいだ。俺は大島運輸で行くことにした。たいした意味もなかった。後で聞いた話だが有村産業の「飛龍」は台湾も行くクルーズ船だからホテル並に豪勢らしい。値段も変わらないしライダーパックとかあってむしろ安かったりする。そんなことはいざ知らず・・・・そして、最近の原油価格高騰の余波がここにも・・・重油代として一人あたり500円もプラスして結局東京～那覇間大人片道2等　22000円バイク　12000円重油代　500円計34500円となった。　高いね～

荷物などのパッキングには最後まで悩んだスポーツスターとは違って小さいバイクで長期の旅行なので最低限におさえつつ持って行かなければならないものを持って行く・・・しかも、キャンプもするとなってはかなりの荷物だった。キャンプ道具は本当に最低限に抑え着替えも最小限に抑えた。それでも過積載に近い荷物となった。タンクバッグは磁石でタンクにくっ付けるタイプだったがプラスチックのカウルが邪魔でちゃんとつかない・・・ゴムで固定することに・・・以外な荷物になったのは沖縄までのフェリーの食料だった。フェリーは2泊3日の船旅でいちよ船内にもレストランがあるのだが値段が高いのでカップ麺をいっぱい買っていった。

7月21日、いよいよ自宅を出発。都内の渋滞を荷物満載で通りすぎる。少し恥ずかしい反面「俺は今から旅に出るんだぜ！！」と優越感でいっぱいだった。出航3時間前には到着する。軽くコンビニで昼食を済ませ乗船手続きを済ませる。この大島運輸、バイクを船に乗せるのは自分が運転して行くのではなくなんと、乗務員が運転して載せるという・・・そういう船会社は始めてだったのでびっくり・・・スポーツスターだったら怒ってるなぁと思いつつ乗務員が載せるのを見届ける。しかし思ったよりバイクが多いにびっくりする。その中で沖縄に帰省するというカメラが趣味のＳＲ乗りイヌカイ君と仲良くなる。この沖縄航路には「オリオンビール」が売っている。乗ってすぐ「オリオンビール」を一杯！！めっちゃうまいやんけ～！！この一杯の為に今まで頑張ってきたと思うぐらいめっちゃうまい。オリオンビール飲みながら東京とおさらば・・・超～さいこ～
↑ 右の彼がＳＲのイヌカイ君左の彼は沖縄に仕事探すというマエサト君 ↑ 一番左の方は沖縄へスキューバしに毎月に行ってるという・・真ん中はシャドウ1100に乗る「マッキー」右は那覇の宿で一緒だった彼やはりスキューバするとのこと	次の日もずっと船の中で過ごす。とりあえず、朝から「オリオンビール」を飲むそして、置いてある漫画や雑誌を読みまくりそして寝まくり・・この沖縄航路は鹿児島県志布志港、奄美大島与論と寄って那覇に到着するのだが途中に下りて「奄美上陸！！」とはできないのである。それはかなり残念だったがまぁ～しゃーないということであきらめる。そんなこんなで船の時間は過ぎて行った。船ではスキューバに行く人、俺みたいに旅に行く人バカンスに行く人、帰省する人、移住する人と様々な人がいて、そして語り合った。人の話を聞くのはすごく楽しいし為にもなる。これが旅の醍醐味と感じつつ船の進路は南へ突き進んだ。
そして、3日目の7月23日もウダウダと過ごす。那覇に着くのは夕方なのでそれまで暇でしょうがない。時折、海を見てはオリオンビール飲む・・でも、これが一番の至福かも・・・と思える。	↑ 与論島を船から撮影下りてないですけど・・・
↑ 那覇港	そして、ようやく那覇に到着。フェリーで仲良くして頂いた方と別れて宿に向かう。そしてこれから俺のバカンスが始まろうとしていた。