八重山諸島漫遊録〜石垣島編その3〜 | ||
8月1日 蚊の大発生により あまり眠れなかった・・・ 結局、5時に起きてインスタントの沖縄そばを食う。 この時間は涼しくて過ごしやすいが 7時過ぎるとモーレツに暑くなる。 テントを撤収し、米原キャンプ場を後にする。 今日は石垣の半分を周り 離島桟橋に近いドミトリー宿「ヤンブジーナ」に泊まる。 ここは、ネットで探索していい宿そうなのと 黒島で会った[カワカミ]さんのお薦めの宿でということもあり 泊まることに決めたのだった。 |
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石垣の東を走り林道でもないかと 内陸も走ったりした。 沖縄で一番高い山「於茂登岳」の あたりをうろうろする。 やはりそこには 南国の風景が広がっていた。 |
↑ 奥に見える山が於茂登岳 |
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↑ 沖縄ではお馴染みの「メイクマン」 ↑ 離島桟橋でパイナップル祭りがやっていた |
石垣島は一周しても 1時間半ぐらいで周れる。 今日は時間が余ってるぐらいなので 沖縄のホームセンター「メイクマン」とか 行ったりした。 離島桟橋では パイナップル祭りなるものがやっていたので 立ち寄る。 なんと パインアップルが食い放題! もちろん食いまくる俺。 石垣のパイナップルは 世界的にみても甘味が多くうまいとのこと 俺は めっちゃうまいやんけ〜 めっちゃうまいやんけ〜 と食いまくった。 |
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宿には1時過ぎに到着した。 「こんにちわ〜」と言っても出てこない。 どうやら、そうじ中らしく気がつかない様子。 もう一度大きな声で言うと 奥からでかい犬が出てきて 俺に向かって「ワンワン」と吼えまくった。 俺は犬が大好きだが この時はかみ殺されるかと思うぐらい 怖かった。 これに気づいた管理人が出てきてくれた。 犬を叱り俺を宿の中を案内してくれた。 管理人の名は[ケイコ]さん。 色黒くいかにも南国の肝っ玉母さんって 感じのサバサバした人だった (出身地は岡山だが) 俺に吼えたワンちゃんは[シャン]とバフィ]。 この後すぐ仲良くなり遊んだ。 この時、この宿「ヤンブジーナ」に 何泊もお世話になり 心に残る宿になるとは思いもしなかった。 それぐらい心地いい宿だった。 |
↑ シャン君 ↑ バフィ君 |
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腹が減ったので昼飯食いに行くことにした。 同じタミングでチェックインした[いすず]さんと食いに行く。 行ったのは「あさひ食堂」さん。 ここは旅人はもちろん、地元でも愛されてる 安くてボリュームのある店です。
頼んだのは豆腐チャンプルー めっちゃうまいやんけ〜 もちろん、昼間からの幸せ オリオンビールもかかせません。 ←一緒に行った[いすず]さん |
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食べた後は宿のチャリを借りて八重山図書館へ行く。 八重山に来て八重山の文化や歴史に興味を持った俺は 少し勉強がしたくなったのである。 旅先で図書館に行くのは初めてだが こういうのもいいなぁと思える。 ただ単に暑いから涼んでたという話もありますが・・ その後はマックスバリューに買出しに行く。 宿では食器やフライパンなどが自由に使え 自炊できるのだ。 冷蔵庫もありビールも冷やせる。 オリオンや泡盛や八重山そば、さんぴん茶などを買い込む。 泡盛は本土の半値で買える・・・さすがだ・・ 帰って自炊室で晩飯をつくり泡盛をさんぴん茶で割って飲む。 ちょうど自炊室に女性二人がいたので同席させて頂く。 彼女達は学生で夏休みを使って来てるとのこと。 行ったところや今までの旅の話で盛り上がる。 そうこうしてると 宿の連泊者たちがドカドカとやってきて 自然に宴会に突入した。 2ヶ月も滞在してる[まっちゃん]や それ以上の半年も滞在してる[カドタ]さんや オーナーの[西やん] 三線の修行しに来てる[yuki]さんなどなど。 特にオーナーの[西やん]は関西出身で八重山に惹かれて この宿を始めたということもあり とても熱い人だった。 おそらくこの宿の魅力はオーナーの[西やん]や管理人の[ケイコ]さんのキャラだろう。 リピーターが多いのもうなずける。 明日は日本最南端の島、波照間島に行くことになっていた。 本当はバイク積んで一泊二日で行く予定だったが 台風9号が近づいてる。 台風前後一週間は船が出ない可能性があるという。 たたでさえバイクを詰める貨客船が2日に1回ぐらいなのに 欠航が相次ぐといつ波照間島からいつ帰れるか 皆目わからなかった。 さすがに予定が狂ってしまう・・・ ので、宿にバイクを置いて身ひとつで行くことにした。 バイクで日本最南端の碑の前に立つ・・・ この為だけにバイクで来たと言っても過言ではない・・・ 残念だが、まぁしゃーないさー そんな話をしながら宴会は盛り上がる。 俺が波照間行くと言ったら 「うちも明日することないから波照間行こうかな・・・」と考え出したのは 兵庫から来てる「ダイジョウ」さんだった。 「ほな、一緒に行きましょうか・・」ということで 一緒に行くことになった。 彼女は日帰りで俺は一泊二日の予定で波照間に向かうが 台風の動向では日帰りになる可能性も出てきた。 とりあえず、明日考えるさーと思い宴会は終了する。 明日は旅先で出会った人と・・しかも10歳も離れた若い女性と 日本最南端デート??訳のわからんことを思い浮かべながら 眠りについたのだった。 |
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