八重山諸島漫遊録〜与那国島編その1〜
8月7日

今日は八重山では最後の島探訪になる与那国島に向かう。
本当は2泊3日の予定だったが
台風のせいで船の日程が大いに変わり
あさっての9日には石垣から離れ沖縄本島に行く予定だったので
明日の8日に与那国から帰って来なければならない。
ということで1泊2日になってしまった・・・
よほど、石垣から出る日を遅らそうと思ったが
石垣から沖縄本島へ向かう船は週に2便で
しかも、噂では9月までは予約はいっぱいだと言う。
せっかく予約取ったのにキャンセルしても
また、船の予約が取れるとも思えなかったので
予定通り9日に石垣を離れることに決めていた・・・
まだまだ、旅は続くので
まぁ〜しゃーないさー!




与那国への船便は高速船はなく貨客船でしか行けない。
船会社は福山海運

週2便出てるが
これは現地に行って
確認取った方がいいです。

料金は
大人3460円
バイク(51cc以上)3460円

ちなみに原付50ccは1150円で
俺のXR100モタードは
100ccだが50ccと同じサイズだということで
安くしてもらおうと交渉したが
ダメだった・・・
まぁ〜しゃーないさ〜

この「フェリーよなぐに」は旅人の間では
有名は「ゲ○船」で
俺が乗った時は台風の影響か
揺れに揺れた。

しかも4時間かけて行くので
かなり辛かった・・

それだけ与那国が外洋にあるという
ことだろう・・・


「フェリーよなぐに」
揺れた揺れた











日本最西端にてポーズ




コトー先生がチャリで走っていた道




「銀の龍の背に乗って♪



ヨナグニウマ
与那国島の久部良港に着く。
時間はもうすでに15時を回っていた。
明日帰る俺にとっては
日が沈むまでには島を周りたい。

下りてすぐにXR100モタードのキックを下ろし
1キロ先の「西崎(いりざき)」に向かう。
ここは「日本最西端の碑」があるところ。

ここは旅を趣味にしてからの憧れの地。
走って3分ぐらいで到着。
碑の前に立って俺は叫んだ
「来たど〜俺は来たんや〜」
感無量だった・・・
この地に立つことをどんなに夢見たことだろう・・
まさに今俺は日本の一番西の端にいる・・・
これで日本の東西南北の
最端を制覇したことになる。
もう俺はこれでやりたいことをやり遂げた・・・
そう言っても過言ではないぐらいの
達成感に満ちていた・・・
そして
その先には台湾がある・・

与那国は石垣から117km
台湾から111kmで
台湾の方が近いのである。

俺が俺に感動した後は
島を反時計周りに周る・・

道がいい・・・

この島は
ドラマ「Dr.コトー診療所」のロケ地で
コトー先生役の吉岡秀隆さんが
エンディングでチャリンコで走ってたところ・・・

俺は中島みゆきさんの唄
「銀の龍の背に乗って♪〜」と歌いながら
ゆっくりと走った。

丘では馬の「ヨナグニウマ」が放牧されてる
しかもこの馬たちは平気で道を歩いてるし
「う○ち」は道でしてるしで
走るのは少々大変だった。
少し走ったところに「比川浜」がある。
ここは「Drコトー診療所」での診療所の
セットが残っていた・・・

前にはよくコトー先生が佇んでいた浜
「比川浜」が広がってる。

ほんと、あちこちらで
ドラマで見た光景がたくさんあった。









「Drコトー診療所」
ちゃんと「志木那島診療所」と書かれてる




コトー先生がよく佇んでいた「比川浜」








東崎(あがりざき)




やはりヨナグニウマがマイペースで
遊んでいた・・・
この後は東崎(あがりざき)へ向かう。

ここ与那国島は他の八重山の島々が
サンゴやトロピカルな感じに対して
まさに「岩」の島といった感じだ・・
波があたる岩肌見ると
とても荒々しく
俺的にはまさに「国境の島、神の島」
という感じである
さすがに風が強い・・・

「サンニヌ台」や「立神岩」を遠くに眺める。

この辺りは有名な「海底遺跡」のポイントでもある。

今回は行けないが行った人の話によると
海面から見えるぐらいところにあるらしい。
シュノケーリングでも行けるらしいが
潮の流れも速いので
玄人向きだということである。

さてさて、この海底遺跡・・・
年代的には1万年前の建物らしいが
はっきりしたことはわかってない・・・
確かに階段や水路跡らしきものも発見されてるらしいが
これも本当に人工物なのかもはっきりしてない。

俺的には「ムー大陸」かそうでなくても
このあたりに偉大な文明があったもの・・・
と信じたいが
この角ばった岩肌観ていたら
人工物ではなく自然にできたもの・・・
という考えも出てきたのであった。


この後は「ティンダバナ」へ・・・

与那国は琉球王府が征服される前は
巫女による統治が行われてた。
その巫女さんが住んでいた場所が
「ティンダバナ」だ。

ここは与那国の中心地の祖納(そない)が一望できる。

その後は泊まる予定になっている
「どなん地球遊人」に向かう。


サンニヌ岩



「立神岩」俺的には「チ○ポ岩」と呼んでいた




「ティンダバナ」の岩山










宿にチェックインして
オリオンビールを飲む・・・

宿の連泊者と話し
食事に行こうということになり
宿のオーナーがやってる店「どんぐりと山猫」に向かう。





「どんぐりと山猫」
0980-87-2699
11時半〜13時半
17時半〜21時半

休日  火曜




食べたのは「アフリカ焼定食」

聞きなれない名前だが
中にはミンチの肉が入っており

めっちゃうまいやんけ〜

めっちゃうまいやんけ〜


でした。





一緒に食事に行った
「どなん地球遊人」の連泊者
飯の後は宿の人たちと宴会に・・・

外で飲んだのだが
空を見上げる満天の星空が
一層の酒の旨味を引き出した・・・

「これで明日には帰るのか・・・」
「もう少しいたいなぁ」と思いまがら
飲んでると流れ星が・・・
その瞬間
「またこの島に来れますように・・・」と
お祈りしたのだった・・・


    

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送