薩摩旅情〜垂水編その1〜


本当はキャンプしようと思ったが
軽い熱射病のような感じがした俺は
屋根があるところでゆっくりしたいと思い
垂水市にある「ライダーハウスたるみず」に向かう。

ここは旅に出る前にチェックしていたライダーハウスで
この3月(2005年)に出来たばかりの
新しいライダーハウスであった。









桜島フェリーから観た
桜島
鹿児島市の夕刻の喧騒を抜け
「桜島フェリー」に乗る。

垂水市は大隈半島にあるのだが
行くのに大回りになってしまう為
桜島フェリーを使ってショートカットすることにした。

桜島フェリーは一日なんと88便も出ており
鹿児島市〜桜島を結ぶ
生活には欠かせない足であった。

ちなみにバイク入れて片道420円で
揺れることがないからか
甲板にバイクを固定せずに出航・・

ものも10分もあれば着いた。

そして一路垂水市に向かう。












垂水市に入る。
どうやらライダーハウスは町の中心街にあるようだったが
迷ってしまい地図を広げて確認してると
「どこかお探しですか??」と
郵便局員が声を掛けてくれた。
事情を説明すると
すぐにわかったようで丁寧に鹿児島弁で教えてくれた。
鹿児島県の人情の熱さとやさしさが伝わってきて
とても嬉しかった。

教えたとおりに行くと
ライダーハウスのオーナーが門前で待っていてくれていた。

一通り説明を聞き
荷物を下ろす。
バイクは少し離れた倉庫に入れさせてくれる。

これは雨や盗難から守れるので本当に有難いと思った。

中では旅人らしき人物がまったりしていた。
名前は[まこと]さん。
そして「まーくん」・・

「まーくん」は色が黒くていかにも旅人って感じだったが
実は彼は地元の垂水に住む若き青年だった。

そう、ここは他では類を見ない
地元の人たちが集う
地元密着型のライダーハウスだった。
全国的にライダーハウスは地元のご好意で開設しているケースが多いのだが
地元の人たちの交流できるパターンは少ないと思える・・

ここのオーナーこと[リーダー酒井さん]は京都の方で
垂水市を気に入り移住してライダーハウスを開設したのである。
そのライダーハウスも内装や外装などは
旅人や地元の方々の協力して造り上げたのである。
俺が行った時は地元の中学校の美術部の生徒達が扉に絵を描いていた。

地元の人たちの理解もすごいが
[リーダー]の熱意もすごい。
そんな[リーダー]の熱意とキャラクターが地元の方々を誘う・・・
そんなライダーハウスだった・・

ひととおり落ち着いた後は
ライダーハウスに置いてある自転車で温泉に行く。

行った温泉は「テイエム温泉」で
値段は330円でなんと風呂上りにホモギ茶のサービスがある。

そして、ここの温泉は「テイエム技研」という会社が運営しているのだが
社長はあの名馬「テイエムオペラオー」のオーナーであった。
俺もこの馬には勝たせてもらった経験があり
感極まりなかった。
温泉の中には「テイエムオペラオー」の写真がたくさん飾られており
とてもなつかしく感じられた。

温泉に入った後は
[リーダー]お薦めのお店に
カツ丼を食いに行く。

そこはライダーハウスの隣の隣にある「大関すし」さん

寿司屋さんなのに「カツ丼」がうまいらしい・・
しかもかなりの大盛り具合だとか・・・

それは行かなければと思い行って見ることに・・

頼んだのはもちろん「カツ丼」の大盛り・・・

そして出てきました〜



え〜??



どど〜ん!!







かなりのボリューム・・・
しかもこれで700円の安さ・・・

さすが九州は鹿児島・・

大盛り具合が違います。

ではではいっただきま〜す。




パクパク

パクパク









ぬぅお〜

めっちゃうまいやんけ〜
めっちゃうまいやんけ〜
めっちゃうまいやんけ〜


もうひとつおまけに

めっちゃうまいやんけ〜


カツはもちろん
鹿児島名物の黒豚を使ってます。

うまくない訳がありません。

口に入れた途端
肉汁が「ぶぅわ〜」と広がります。

この旅一番の爆盛りお薦めメニューです。
ちなみに今は特盛りもあるらしい・・・

「この街すごいぜ〜」・・
もう俺は垂水市のとりこになってしまったのだった・・・

「大関寿司」

鹿児島県垂水市栄町71

0994-32-2270



夜は[リーダー]や旅人達と地元の人たち入れての大宴会・・・
この夏の時期に九州に旅人が以外に多いのも驚きだった。
その中でも[まこと]さんや[かず]さんは日本一周中だった。
今までの旅の話で盛り上がる。

お酒はやはり九州と言えば焼酎・・・
なぜか、旅人や地元の人たちの差し入れが絶えないなどとか・・・
俺も有難く頂く・・

明日は屋久島に行くと言うと
後、3日後には垂水市で花火大会があって
その次の日はライダーハウスでBBQ大会するとのこと。
[リーダー]から連泊を薦められる。

俺は起きてから考えることにして
暑い熱い夜の眠りについた。




8月12日

朝起きたら9時半だった・・・
当然、屋久島に行く船はとっくにに出ていて
行けない・・・
ということで連泊決定した俺は
[かず]さんと
[リーダー]お薦めの
桜島国際火山砂防センター」に行く。

ここは桜島が噴火して火砕流が起こったら
住民に被害が行かないように
火砕流を円滑に滑らせ
海に到達させる為の
堤防のような「砂防」の
研究や関連の展示物があった。

中ではきれいなお姉さんが
館内を案内してくれ
東京ディズニーランドばりの
3Dアクションが楽しめ
火砕流の力と対決できるゲームなど
かなり楽しめる施設だった。

これで無料はすごいと思った。















初日に泊まった人たちと
ライダーハウスの屋上で記念撮影




桜島国際火山砂防センターにて


茶色の「ローソン」
「セブンイレブン」では見たことがあったが
「ローソン」は初めて・・




湯の平展望台からの景観



展望台で[かず]さんと記念撮影




埋没鳥居

噴火の、火山灰のすごさがわかる・・・
砂防センターの後は桜島の満喫する。

周遊道路つかって湯の平ら展望台に行く。

久しぶりの急勾配の坂道は

XR100モタードではきつかった・・・

その後、桜島は時計に回りに周る。

途中、「埋没鳥居」に立ち寄る・・・

埋没鳥居とは
大正3年におきた桜島の大噴火で
鳥居のほとんどの部分が火山灰などに埋もれ
現在は笠木しか確認できない。
さらに神社の本殿も
灰の下に完全に埋まってしまったというから
当時の噴火がいかに大規模なものだったかがわかる。
この埋没した鳥居は県の天然記念物に指定されている。


昼は垂水市の名物「かんぱち」を食べようと
映画「ホタル」のロケも行われた
「海潟漁港」にある
垂水市漁業組合直営「海の桜勘」で食べることにした。


「海の桜勘」

鹿児島県垂水市海潟643-6

0994-32-1165


垂水は「かんぱち」の養殖が盛んであった。



これが「かんぱち」のづけ丼
しかも値段650円という安さ・・・

これがまた

めっちゃうまいやんけ〜

めっちゃうまいやん〜



「かんぱち」が旨味が口に広がり
あたたかいごはんと絡み合い
かなり

めっちゃうまいやんけ〜

です。


ライダーハウスの戻り
ウダウダと過ごす・・・

ここは漫画も豊富にあり
「北斗の拳」に読みふけった・・・

夕方、[リーダー]の奥さんの[まみ]さんと旅人数人で自転車で
桜島をバックに垂水漁港まで夕日を見に行く。

桜島の夕日は他の所とはまた違った趣を見せた。
そんな夕日を見ながら
明日何しようかと考えるのだった・・

    
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