薩摩旅情〜屋久島編その4〜


いなか浜
8月18日

朝起きると体のあちこちが痛い・・・
やはり昨日の縄文杉ツアーで歩いたのが響いていた・・・

朝飯を食べて
XR100モタードに荷物をくくりつける・・

今日は早いもので
屋久島を離れ
鹿児島は垂水のライダーハウスに戻る・・

昨日歩いた若者と別れ
屋久島ユースホステルを後にする。

船は午後からだったので
ゆっくりと島の西側を走る・・

西部林道では
はたまた
たくさんのヤクシカやヤクサルが
俺を出迎えてくれた。

途中「いなか浜」に寄る。

とてもきれいな砂浜は
ウミガメの産卵地で
柵で産卵した所を保護していた。
確か、ユースで会った人に
ここでウミガメが生まれるところを観て
とても感動したらしい・・
一度でいいから観て見たいと思った。










昼飯は先日行った「かぼちゃ屋」で
カツカレーを食う・

ボリュームがかなりのもので
カレーもかなりいける・・・

かなり

めっちゃうまいやんけ〜

でした。


この後は宮之浦港近くの土産者屋や
スーパーに行ったりして時間をつぶす。

スーパーでは[かず]さんに再会する・・
結局、[かず]さんとは
屋久島にいる間、何かと毎日会っていた・・
しかも偶然に・・・
[かず]さんはまだ屋久島にいるという・・・

そんなこんなで時間潰していると
急にスコールになった・・・
ものすごい降りで一向に止まない・・・

港まで1分のところなのに
カッパを着ないとずぶ濡れになるぐらいだったので
しょうがなしに着こんで
港に行く・・

船が出航し屋久島を離れる・・
島を離れる・・
この旅何度も経験したが
いつもながら
もの悲しさを感じられずにはいられない・・・

「必ず、また来るぜ〜」
そう思いまがら
ビールを一気に飲み干すのだった。









船では寝たり。ボーっと海を見ながら過ごす。

鹿児島港に着くと
俺は鹿児島市街へと向かった。

目的は「天文館」という所で「白熊」というカキ氷を食べる為だった。
「白熊」は
そういう名のカキ氷で
最近は全国的にも売られてるようだった・

そんな事は鹿児島来てから知った俺は
ぜひ、食べてみたいと思った。

「天文館はどこや〜」と思いまがら探すが
全然、そんな建物が見当たらない。

交番見つけて聞いてみると
天文館とは
建物ではなく地名ということが判明
そりゃ〜見つからんわ〜

交番に「白熊」のことを聞いて
やっとのことでつく


来たのは
「むじゃき」さん

鹿児島では知らない人はいないという
有名なお店だった。


むじゃき
鹿児島県鹿児島市千日町5-8

TEL 099-222-6904  

店内は若いお姉ちゃんがいっぱいで
少し恥ずかしかったが
ここは根性で入る

そして「スペシャル白熊」を頼む・・・




かなりの量で、ちょっとびっくりする。

そして一口入れる・・・

おお〜

めっちゃうまいやんけ〜
めっちゃうまいやんけ〜


ほのかに甘いカキ氷が
口に広がります。
かなり独特なカキ氷・・
ミルティな食感が溜まりません。

食べてると
隣のテーブルの親子に話かけられる。
なんと、その親子は北海道から食べにきていた。
まさに全国的に有名なんだと
思ったのだった。


白熊食べた後は
垂水市へ向かう。

「ライダーハウスたるみず」では相変わらず
リーダーが笑顔で出迎えてくれた。

この日は屋久島に3年も働くきながら
旅をしてるという人と一緒だった。

彼は仕事の休みを利用して
このライダーハウスに
月1回は来るという・・・

そんな旅の話で
夜は更けていく。


「ライダーハウスたるみず」の玄関
8月19日

朝起きると雨が降っていた。

ほんとは今日、垂水を離れようと思ったのだが
雨だったので
連泊を決意する。

雨なので何もすることがないので

ひたすら
据置きの漫画の
「北斗の拳」を読みまくった。

後、温泉入り行ったりと
かなりまったりと過ごす。

夜は相変わらず
地元の人との宴会・・

そんな時
[かず]さんがやってきた。

今日屋久島を離れてきたとのこと・・

宴会は一層盛り上がり
俺は、いよいよ北上しながら
帰ることを決意した夜だった。


        

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