八重山諸島漫遊録〜西表島編その2〜 | |
[マエヤマ]さんや[宅配]さんらと話してたら 今日中には島を走れないと思った私は キックを踏み下ろし西表島を周ることにした。 西表島は八重山諸島で一番大きい島だが 走れる道は半周ぐらいしかできない。 後は山やジャングルで徒歩でしか周れない。 しかも、西表島の自然は厳しく 整備された遊歩道でも大変だと言う。 山に入るには入山届けを提出しなければならない。 過去にも行方不明の人が出たりと 自然の険しさを感じられずにはいあられない島である。 今回はヘタレな俺は山に入るのを断念し バイクで周れる所を周ろうと思った。 |
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↑ さとうきび畑が広がる ↑ マングローブが広がる仲間川 観光船も出てます |
泊まってる「南風見田キャンプ場」出ると さとうきび畑が広がる。 近くには 旅人が冬になると住み込みで 働きに来る有名な精糖工場がある。 ♪ざわわ、ざわわ♪と鼻歌歌いながら のんびりと走る。 やはりここまで来ると 沖縄本島はもちろんのこと 本土でも見れない風景が広がる。 それだけでもバイクできた 甲斐があるというもの。 マングローブで囲まれた川などは そんな代表である。 |
古見という集落にきたところで 「西表野生生物保護センター」に寄る。 西表島は珍しい動物が多いのでも 有名だ。 中ではイリオモテヤマネコも保護されて 直接は見れないが ビデオで見ることができる。 ヤシガニ(でかい!!)や イアリオモテヤマネコ の剥製もあって(しかもでかい) 結構楽しめた。 しばらく走ると 隣の由布島に行く 港??を発見。 そこの島は水牛に引かれて 行くらしい。 この風景はいかのにも・・・ って感じですね。 |
↑ 向こうに見える島は由布島 ↑ いかにもって感じの風景 |
↑ イリオモテヤマネコの動物注意 イリモテヤマネコは山にいるのではなく 人間が住むところにもよく出没するらしい |
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↑ 星砂海岸 |
星の砂が普通に取れる 「星砂海岸」へ 確かに星の形していた。 観光客も多かった。 ここで食った パイナップルは めっちゃうまいやんけ〜 でした。 |
普通に走ると 白浜という集落で 1時間半ぐらいで行き着いてしまう。 そこから舟浮という集落までは 船でしか行けない。 そこは学校とかもあり 50人ぐらいが住んでる。 西表は廃村になったところも多く そんな所の多くは道が ない。 そういった所に住んで 自給自足する人たちもいるらしい。 船でしか行けない為 そこから引き返すことに。 たまに林道みたいな所に 走ったりと 結構満喫した。 |
↑ 林道に入ると イリオモテヤマネコの生態調査用カメラ 発見 |
帰りに大原でにある 「玉盛りスーパー」で買出しする。 どうせ作るなら八重山らしいものを作ろうと思い 八重山そばでやきそばを作ることにした。 キャンプ場に戻り 調理に準備をする。 このキャンプ場の東屋は調理道具がほとんど揃ってる。 鍋、フライパン、中華鍋、包丁、はし、スプーン、皿など・・ 油や調味料まである。 みんな、ここに泊まっていった旅人が 置いていったものだという。 調理道具だけではなく シュノケーリングセットや釣竿まである。 テントとシュラフだけ持ってくれば なにもいらないぐらいだ。 東屋で飯作ってると [マエヤマ]さんや[宅配]さんもやってきた。 他に何年も西表にキャンプしながら暮らしてる老人と 半年住んでる主の人と 泡盛を飲みながら話す。 話題はやはり西表の話だ。 ペリーが浦賀に来る前に西表に立ち寄り 炭鉱を見つけて栄えた話とが 約500年前までは西表では鉄が伝わらず 弥生時代と変わらない生活していた話などで 盛り上がる。 このキャンプ場は電気が通ってなく 離れたトイレに行くには明かりが必要だ。 以前、トイレにハブやサソリがいたことがあるらしく 行くには少し度胸が必要だ。 そんなこんなで話してると 気がつくと3時になっていた。 南国はこの時間でもめちゃめちゃ暑い。 寝れないなぁと思いテントに戻る時 ふと空を見上げると 満点の星と満月が広がっていた。 明日は海潜るかぁ・・・ そう思いながら眠りについた。 |
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