八重山諸島漫遊録〜黒島編〜


竹富島から石垣へ行く高速線
安栄観光「サザンパラダイス号」



レンタルした原付





7月29日

竹富島で宿泊していた民宿「仲盛荘」に
XRモタードを置いて
今日は身ひとつで高速船に乗り黒島に向かう。
黒島に向かうには一旦、石垣に戻り
そこから黒島に向かう形になる。
竹富島〜石垣は10分ぐらいで
片道520円
石垣〜黒島は30分ぐらいで
片道1130円だった。
黒島ではいくら小さい島だからと言って
この暑さでは徒歩は無理。
レンタルサイクルでもしようかと考えてるうちに到着。
港ではレンタルサイクル屋の人たちが
わんさかとつめ掛け
客引きしている。
俺はその中で一番かわいい子に
自然に引き寄せれ
とあるレンタルサイクル屋に行く。
チャリは2時間1000円で
レンタルバイクは1時間1000円。
バイクも安いのでバイクで周ることに決定。
1時間もあれば余裕で周れる島なのだ。
レンタバイクのキーを回し
走り出す。
レンタルサイクル屋で
もらった地図でとりあえず走り出す。

しかし、何か牧歌的な風景が広がる。
そう、黒島は
人口より牛の方が多い島。
島全体が牧場??
と思うぐらいだ。


この道は
「日本の道百選」にもなってる道



北海道と錯覚しそうな風景



牛は人よりも多い島






一番人がいる街並み




黒島灯台に向かう道
さすがにスクーターで砂利道はきつい



黒島灯台付近にて




そんな黒島にも
家はあります(笑)
そこには南国らしい家がありました。

誰かが言ってました。
「のんびりするにはいい島だよ〜」

わかるような気がします。
1時間どこらか
30分ぐらいで周ってしまいました。
レンタルバイクを返し
腹が減ったので
レンタルバイク屋の前にある
サンドイッチ屋さんで
サンドイッチをベンチに腰かけ
青い空の下で食べる。

黒島は人よりも牛が多い島
ということはハエも多い訳で
ここで店主のきれいなお姉さんは
ハエたたきでハエと格闘していた。

サンドイッチを頬張りながら
しばしこのお姉さんと話す。

真っ黒に日焼けしたお姉さんは
東京の人で夏の3ヶ月だけ
黒島に来ては働きながら
ダイビングをしてる人だった。
いい人生送ってるなぁと
しみじみ思う俺だった。



昼食とったサンドイッチ屋



沖縄野菜を使ったサンドイッチ

めっちゃうまいやんけ〜






西の浜



西の浜で出会った長崎から来ていた
お姉さん




西の浜にて上のお姉さんに
撮ってもらった一枚





そのきれいなお姉さんのお薦めで
西の浜に行くことにした。
歩いて10分ぐらいだったが
俺は暑くてヘロヘロだった。

丘を登って・・・

すると・・・

「なんやねん、このきれいさは・・・」
「めっちゃきれいやんけ〜」

思わず叫ばずにはいられない
きれいな海岸が広がっていた。
ここはウミガメの産卵地にもなってるとのこと。
それだからか
俺が行った時は誰も泳いではなかった。

海岸を少し歩くと
堤防になってる部分があった。
そこに一人の女性が佇んでいた。
人見知りが激しい俺だが
ここで声を掛けなければ
失礼にあたると思い俺は
勇気を持って声を掛けてみた。
「きれいな所ですよね」
彼女は笑顔で
「そうですね」と答えてくれた。
それからしばし談笑する。
彼女は長崎から来ていて
俺がこの後長崎に行く予定があると言うと
いろいろと観光スポットを教えてくれた。
俺は午後一の便で石垣で戻ることにしていたが
そのことを話すと同じ便で帰るということなので
一緒に帰ることになった。

彼女と一緒に石垣へ帰り
離島桟橋で彼女と別れ
俺は一人竹富島に戻った。
何かぽわ〜と心に染み入る
出会いだった。
こういった出会いが俺を旅の空の下へと誘う・・
これだから旅は止めれないです。


宿に戻り
部屋でゴロ寝をする。
時折、どこともなく聞こえてくる三線の音色が
また、心地よさを誘う。
「今、俺は沖縄にいる!今、俺は竹富島にいるんだ」と
思える瞬間でもあった。
夕食を食べた後は夕日を観に
西桟橋に向かう。
しかし、雲がかかってしまい
夕日はみれなかった。

夜一人で竹富島の街並みを歩く。
真っ暗で誰も歩いてない。
そんな中一つの明かりが見えた。
近寄ってみるとホタルみたいだが何か様子が違う。
飛んでない・・・
地面を這いつくばってる感じだ。
そうか、これが噂の時ボタルか・・
暗かったので容姿は確認できなかったが
本土では見れない明かりに酔いしれた夜だった。


  

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